
ベタは約1000年ほど前から品種改良が行われてきた歴史の長い観賞魚で、「闘魚」の別名でも知られています。長く鮮やかなヒレと強い気性を持つ、スズキ目の小型淡水魚です。程よい体長や小型水槽で飼育できることから、アクアリウム初心者の方にも人気があります。世界中で愛され、日本でも品評会が開催されています。
ベタは空気呼吸ができる「ラビリンス器官」を持っているため、小さな容器でも生存は可能ですが、健康に育てるには 5L〜15L以上の水容量がある水槽が理想的です。
1日1-2回、ベタ専用フードや小粒の餌を少量ずつ。食べ残しがでないように少量を複数回にわけて与えます。選り好みせず何でも食べるため餌付けには苦労しません。食べ残したエサは水を悪化させるのでスポイトなどで必ず取り除きます。
基本的に単独飼育必須。オス同士は激しく争うため絶対に同じ水槽で飼育しない。メス同士も小競り合いをするので激しい場合は別々にします。オスとメスも繁殖以外のときは別々に飼育します。ヒレが小さなアカヒレなどとは混泳可能ですが、ヒレの大きな魚を攻撃する習性があります。
ベタは大きなヒレを持っているため、強い水流の中では泳ぎ疲れてしまいます。フィルターを使う場合は、水流を調節できるタイプを選び、弱める工夫(スポンジを当てるなど)をしてください。
1日5分程度、鏡を見せて威嚇させる「フレアリング」を行うと、ヒレが癒着するのを防ぎ、美しさを保つことができます。
水容量が少ない場合は、週に1〜2回、1/3程度の水換えを行うことでアンモニア中毒を防ぎます。