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尾ぐされ病・口ぐされ病

おぐされびょう・くちぐされびょう
細菌性

どちらもカラムナリス菌という同じ細菌の感染が原因で、発症する部位によって呼び名が変わる病気です。ヒレや尾が溶けるように崩れると「尾ぐされ病」、口の周りが白く濁って崩れると「口ぐされ病」と呼ばれます。

尾ぐされ病の症状
尾ぐされ病の症状
1症状

尾ぐされ病では、ヒレや尾の先端が白く濁り、次第にボロボロと裂けたり溶けるように短くなっていきます。口ぐされ病では、口の周りが白く濁ってただれ、進行すると口先が崩れて餌を食べられなくなります。いずれも患部が充血して壊死が見られるようになり、食欲が落ちて元気もなくなっていきます。放置するとヒレの根元や口の奥まで侵食されて回復が難しくなるうえ、他の魚にも感染が広がるため、白い濁りに気づいた段階での早めの対処が肝心です。

2治療法
  1. 1グリーンFゴールドや観パラDなどカラムナリス菌に効く抗菌剤で薬浴します。0.5%程度の塩浴を併用するとさらに効果的です。
  2. 2同時に水換えを行って水質を改善し、細菌が繁殖しにくい環境を整えます。
  3. 3口ぐされ病で餌が食べられない場合は、水質を清潔に保ちながら体力の消耗を抑え、薬浴を中心に治療を進めます。
薬浴は飼育水槽ではなく、必ず専用の別水槽(隔離水槽)で行ってください。魚の病気治療のための薬は、水槽内の有益なバクテリアも死滅させてしまいます。飼育水槽のろ過機能が完全に崩壊し、水槽環境がゼロからやり直しになってしまいます。
本ページの情報は一般的な目安です。薬の使用量や水温・塩分濃度は魚種によって適否が異なるため、使用前に薬剤の説明書や飼育魚の特性を必ず確認してください。