
コリドラス アエネウス アルビノは通称「白コリ」と呼ばれており、白くて美しい外観からとても人気のある種類です。青コリ・赤コリと並び、白コリの愛称で親しまれているコリドラスです。元がコリドラスアエネウス「赤コリ」と同一品種で、水質変化にも強く丈夫で飼育が簡単な種類です。一般的にアルビノ個体は劣勢因子で、視力が弱く餌負けしやすかったり、弱くて飼育が難しい・高い等の印象が多いですが、白コリは安価で飼育も簡単です。白コリは他のアルビノ生体や今までのアルビノ個体の印象を覆すほど、丈夫で温厚な性格をしており、混泳の幅も広く飼育のしやすい生体として知られています。
白コリは「赤コリ」「青コリ」と並んでコリドラス飼育初心者の方におすすめの入門品種として知られています。初心者向けの生体を選ぶ基準は「丈夫さ・価格の安さ・飼育の簡単な種類」で選ぶのが良いかと思います。
白コリはアルビノ種でありながら原種アエネウスの特徴を良く引き継いでおり、丈夫で人工飼料にも慣れやすく飼育が容易。性格も温厚で混泳にも適しています。
アルビノ個体は通常個体よりもむしろ強健な節があります。見た目が体力的に弱そうに見えがちですが、実際飼ってみると不思議とノーマル(赤コリ)より丈夫です。アルビノだから視力が弱く視覚的ストレスを受けづらいのではないかと考えられています。
底砂は角のない細かい砂を使用する(田砂推奨、ヒゲを傷つけないため)。大磯でも飼育はできますが、砂粒の細かいものを採用するのがベストです。尖った砂利は避けること。砂利に口を突っ込む習性があるので、スレ・傷口からバイ菌が侵入して病気になったりしてしまいます。
群泳性なので複数匹で飼育すると活発になり美しい群泳が見られます。群れを作る習性があるため、複数匹をまとめて飼育するのがおすすめです。
アルビノ特有の真っ白で純白のボディが美しく、見た目の美しさからも高い人気があります。アルビノ種って流通量が少なく、値段も高い印象があると思いますが、白コリは流通量が多く、値段もかなりお手頃なのでその点も人気の理由の一つです。
アルビノは劣性遺伝の為アルビノ同士を掛け合わせないといけない事から、流通している個体はほぼブリード個体です。ブリード個体という事もあり、エサにもなつきやすく、育てやすいです。
30cm水槽から飼育可能ですが、群泳を楽しむなら45cm水槽以上を推奨します。群れを作る習性があるため、複数匹をまとめて飼育するのがおすすめです。
1日1-2回、沈下性のコリドラス専用タブレット、冷凍アカムシ、人工飼料を与えます。何でもよく食べるため餌付けには苦労しません。底砂に沈む餌を好んで食べますが、水面に浮かぶ餌を食べることもよくあります。中層を遊泳する魚と一緒にしている場合、エサを上げてもコリドラスに行き渡らないことが多いです。そのような場合は追加で沈下性のフードを与えるか、コリドラス専用のタブレットフードを与えます。特にコリドラス専用の飼料はふやけながら少しずつ食べれるようになっており、普通の魚からすると奪いにくいためオススメです。
非常に混泳向きのコリドラスです。コリドラス同士であれば基本的に問題ありません。グッピー、プラティ、テトラ、ラスボラなど人気の小型熱帯魚とも混泳相性は抜群です。温和な性格で、さまざまな魚種との混泳に向いています。少し気を付けてほしいのがコケ取りの定番であるヤマトヌマエビは専用フードでもかっさらっていくので注意ポイントです。多くの人がヤマトヌマエビ+コリドラスで混泳されていますが、エサをあげたつもりでも取られて痩せてしまっていることがあるので少し気をつけてほしいところです。

