
レモンテトラは、ブラジル・アマゾン川支流のタパジョス川流域を原産とする小型カラシンです。透明感のある淡いレモンイエローの体に、目の上半分が鮮やかな赤に染まる点が特徴で、学名の「pulchripinnis」は「美しいひれ」を意味します。
その名の通り、背びれの前縁は黒く縁取られ内側に黄色の斑が入り、尻びれは前端が鮮やかなレモンイエロー、後縁が黒という繊細なコントラストを持ちます。オスは尻びれの黒い縁が太くはっきりしており、メスはやや控えめで腹部が丸みを帯びます。
購入時は色が薄く地味に見えることが多いですが、落ち着いた環境で良い状態を保つと体全体が黄色みを増し、赤い目とひれの模様が際立ってきます。丈夫で温和、餌付きも良いため初心者にも飼いやすく、水草水槽の緑によく映える定番種です。
最も懸念が少ない
Least Concern(LC)
絶滅のおそれが低い状態
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体長4cm前後の小型種なので30cm水槽から飼育可能ですが、群れで泳ぐ性質があるため、6〜10匹以上を入れて群泳を楽しめる45〜60cm水槽が理想的です。 中層を好んで泳ぎます。ロタラやハイグロフィラなどの有茎草を後方に植え、流木を配置して前面に遊泳スペースを確保するレイアウトが向いています。落ち葉やソイルを使った少し暗めの環境で弱酸性の軟水を保つと、黄色の発色が最も美しくなります。 穏やかな水流を好むため、外部式やスポンジフィルターなど水流を調整しやすいものを選びましょう。
雑食性で餌付きは良く、小型カラシン用のフレークや小粒の顆粒フードで問題なく飼育できます。 冷凍赤虫やブラインシュリンプなどの動物性の餌を週に数回与えると、体の黄色みが増し、ひれの模様もはっきりしてきます。カロテノイドを含む色揚げ成分入りのフードも効果的です。 1日1〜2回、数分で食べきれる量を目安に与えてください。口が小さめなので、大粒の餌は砕いてから与えると食べやすくなります。
性格は非常に温和で、ネオンテトラやカージナルテトラ、ラスボラなど同サイズの小型カラシン、コリドラス、オトシンクルス、小型グラミー、ラミレジィなどとの混泳に向いています。 同種同士で争うこともほとんどなく、群れで飼うことで落ち着いて本来の色が出ます。少数飼育では臆病になり色がくすみやすいため、必ず6匹以上で飼育しましょう。 口に入るサイズの魚を捕食する中〜大型魚や、動きが激しくひれをかじる魚との混泳は避けてください。
購入時は色が薄く見えますが、弱酸性の軟水で落ち着いた環境を保つと数週間で黄色が濃くなります。焦らずじっくり育てましょう。
黄色の体色は暗めの底床や水草の緑によって引き立ちます。明るすぎる照明や白い底砂では色が飛んで見えることがあります。
オスは尻びれの黒い縁が太くはっきりしており、メスは控えめで腹部が丸みを帯びます。オスとメスを混ぜて群れで飼うと発色が良くなります。
赤い目は健康状態のバロメーターです。目の赤みが薄くなったり体色が白っぽくなったら、水質やストレスを見直しましょう。

ブラックネオンテトラ(black-neon-tetra)
Hyphessobrycon herbertaxelrodi

ブラックファントムテトラ(black-phantom-tetra)
Hyphessobrycon megalopterus

レッドファントムテトラ(red-phantom-tetra)
Hyphessobrycon sweglesi

ネオンテトラ(neon-tetra)
Paracheirodon innesi

カーディナルテトラ(cardinal-tetra)
Paracheirodon axelrodi

グリーンファイヤーテトラ(green-fire-tetra)
Aphyocharax rathbuni