
ポリプテルス・オルナティピンニス
Polypterus ornatipinnis
中級者向け古代魚
ポリプテルス・オルナティピンニスは、別名「ファンシーポリプ」「トビウオポリプテルス」とも呼ばれる、アフリカのコンゴ川とタンガニィカ湖原産の古代魚です。上顎系ポリプテルスの中では最も大きくなる種で、自然界では60cmを超える個体も確認されています。水槽飼育下では45-50cm程度に成長します。
飼育のコツ
上顎系ポリプテルスの中では最も大きくなる種(自然界で60cm超、水槽内で45-50cm)
よく泳ぐ種なので、遊泳スペースを確保する
人工餌に餌付け可能、長期飼育のコストを抑えられる
幼魚期の黒と黄色の網目模様が美しい(成長とともに薄くなる)
飛び出し防止のため必ず蓋を設置
プラチナ個体は20-50万円と高価
価格は10cmサイズで2,500-3,000円程度とリーズナブル
水槽サイズ
単独飼育でも90cm以上、複数飼育なら120cm以上の水槽が必要
給餌
1日1回、人工餌に餌付け可能(冷凍赤虫→クリル→キャット)。幼魚期は冷凍赤虫、成魚はキャットなどの人工飼料
混泳
温和だが泳ぎが遅いため、大型ナマズやプレコとは不向き。ポリプテルス同士なら混泳可能。口に入るサイズの小魚は捕食する
基本データ
体長40-60cm(水槽内で45-50cm、自然界で60cm)
水温22-28°C(適温25-27°C)
pH6.5-7.5(中性~弱アルカリ性)
酸性中性アルカリ性
寿命10-15年
原産地アフリカ(コンゴ川、タンガニィカ湖)
分布地図
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