シルバーアロワナ
シルバーアロワナ
シルバーアロワナ
Osteoglossum bicirrhosum
上級者向け古代魚

シルバーアロワナは南米アマゾン川が原産のアロワナ科では最大クラスの古代魚です。1億数千年前の化石から発見されている古代魚の一種で、非常に丈夫なのも大きな特徴となっています。全身は名前のとおり銀色のウロコに覆われ、尻ビレと背ビレが体長の半分ほどを占める非常に細長い体型をしています。

飼育のコツ

水面近くを泳ぐため水槽の高さも重要

飛び出し防止のため必ず蓋を設置(ジャンプして蓋を弾き飛ばすこともあるため重しを乗せる)

上部フィルターまたはオーバーフローシステムを採用

大型のエアストーンなどで高い溶存酸素量をキープ

ベアタンク(底砂なし)で飼育する人が多い(目ダレ防止のため底面が真っ黒の水槽を使用)

人工飼料に餌付けることで長期飼育のコストを抑えられる

水槽サイズ

最低180cm水槽(180×90×60cm以上)、水量約1トン。床の補強工事が必要な場合もある

給餌

1日1-2回、人工飼料(カーニバル等)、生餌(小赤、メダカ、カエル)をバランスよく。成魚は1日2-3回、幼魚は3-4回

混泳

比較的温和で、同サイズ以上の大型魚との混泳可能(ポリプテルス、ダトニオ、カラープロキロダス、メガロドラス等)

基本データ
体長70-100cm(現地では120cm超)
水温24-28°C(適応範囲20-30°C)
pH6.0-7.0(中性付近)
酸性中性アルカリ性
寿命10-15年(最大30年以上)
原産地南米(アマゾン川流域、ペルー、ブラジル、南米ギアナ)
分布地図
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