
トランスルーセントグラスキャットフィッシュは、透明な体が美しいナマズの仲間です。群れで泳ぐ性質があり、群泳するとクリアな体が重なり、不思議な魅力があります。目を惹く透明な体と長いヒゲが特徴で、ナマズのなかでは小型の部類ですが寿命は約5年ほどと、そこそこ長生きします。群泳する性質があり、中層を群れで泳ぐ姿は観賞性が高く、中型水槽の見どころとしても採用されます。温和ですがナマズ類なので肉食性が強く、小型エビや稚魚などは食べられてしまうことがあるため、混泳相手は口に入らないような、そこそこの体長の個体を選ぶ必要があります。
群泳性なので、3-5匹以上で飼育する必要がある(単独飼育はストレス)。臆病なところもあるため、単独飼育には向きません。
デリケートに見えるが、群れで飼育すれば適応力は強い。餌食いはとてもよく、丈夫で飼育しやすい熱帯魚です。ただ、群れで飼育しないとストレスを与えてしまうことから、必ず3~5匹以上で飼育する必要があるため飼育水槽は45cm以上が望ましいですね。
水草との相性が良く、透明な体でユニークな水景が作れる。大人しく草食性もないため水草と相性がよく、透け感のある体によってユニークな水景が作れます。
ミクロソリウムなどの背の高い水草があると隠れやすく、安心しやすいです。
注意深く観察すると、健康で元気な個体は虹色のような光沢が見えることがある。うっすらと虹色の光沢を持ちます。これは体調の良さを知るバロメーターにもなる光沢で、健康で元気が良いと見ることができます。光を当てると観察しやすいですよ。
水流にはあまり強くないですが、ほどほどに流れがあったほうが群れを形成しやすいです。ろ過フィルターは調整できる外部式か、上部フィルターが向いています。
夜行性で、消灯後に泳ぎだすこともありますので、餌は暗くなってから与えるのが良いです。慣れないうちは物陰などに隠れがちですが、慣れれば姿を見せるようになります。
なぜこんなにスケスケなのかというと、内蔵類を前方に寄せることで、外敵から姿を隠しやすい透明な体を手に入れるためと言われています。
背びれは背中に1本の毛髪のように生えていますが、目を凝らさないと見えません。
45cm水槽以上(群泳のため60cm水槽推奨)。体長は約8cmほどと複数匹入れやすいので3~5匹以上で飼育するのがおすすめです。
1日1-2回、フレーク状の餌、沈降性の餌、生餌(赤虫、ブラインシュリンプ)を少量ずつ。夜行性で、消灯後に泳ぎだすこともありますので、餌は暗くなってから与えるのが良いです。慣れないうちは物陰などに隠れがちですが、慣れれば姿を見せるようになります。
温和な性格で混泳に向いている。水草とも好相性。温和ですがナマズ類なので肉食性が強く、小型エビや稚魚などは食べられてしまうことがあるため、混泳相手は口に入らないような、そこそこの体長の個体を選ぶ必要があります。肉食性があるため、混泳は口に入らないグラミー類、泳ぎが速いテトラ類、底層を泳ぐコリドラスなどが向いています。





